去る5月5日、岐阜県は岐阜文化センター小劇場で行われましたベストボディジャパン岐阜大会へ応援に行ってきました。

今回、自身の大会出場以外で大会へ行ったのが初めてだったのですが、かねてより何度か指導を担当した「武藤 尚城 さん」(以下武藤さん)が出場するとのことで、やっぱり気になりまして自腹切って静岡から遠征となりました。

余談にはなりますが、前日のコンテスト出場した際に左ひざを怪我してしまい、当日は足を引きずりながら会場に向かいました(笑)

会場に到着すると隣の公園ではなにやら催し物が開かれており、その影響かかなりの人混みになっていました。

会場の中に入り自分の購入した席で武藤さんが出場する「ベストボディジャパン部門ミドルクラス」が始めるのを待ちます。

ベストボディジャパンには年齢ごとにかなり細かくクラスが分かれております。(20代から30、40、50、60以上)これはボディビルコンテストでは珍しく、大抵は初参加のノービス部門、40歳以上のマスターズ、そして一般の3部門程度ですね。

会場内ではアップテンポの音楽、そして煌びやかなライティングがコンテストを盛り上げています。出場しない私もなんだかテンション上がってしまいますね。

そしてついに武藤さん出場のミドルクラスがスタートしました。まずは選手達がステージ上に一列にラインナップされます。ここから審査員達の目が選手達を見つめます。この時点から審査は始まっております。そしてポージングを司会者の進行するタイミングでフロント、サイド、バックと取ります。
観戦している私も去年までベストボディジャパンに参加していたので、真剣な顔でポージングをとる選手達の見ながら当時の緊張を思い出し手に汗握りました。

ポージングのあとはウォーキング審査に入ります。余談ですがこの予選からウォーキング審査を行うプログラムは珍しく、大抵ウォーキング審査が入るのは決勝からです。
全ての選手のウォーキング審査が終わり無事に予選終了となりました。
決勝へは大体6名が進みますが、今回応援していた方は無事決勝に進むことが出来ました。

決勝までの少しの空き時間に予選での動きを見て私から修正点を武藤さんに伝えました。

決勝の審査方法はウォーキング審査は無く、基本のポージングのみで審査をします。舞台でラインナップされた6名から4名⇒2名といった形で徐々にステージ上の選手が絞り込まれていき、最後の2名までピックアップ審査を行います。その度にポージングをとり続けるので選手にとってはとても辛くも一番の見せ場となります。

ここで私の予選の出場者を見たときの所感をお伝えしますと「今回武藤さんは決勝には残れるけど、優勝は難しい。サッシュを受け取ることが出来る4番以内なら目指せるな」という感じでした。

そして実際のピックアップ審査が始まると、4名までのピックアップまで残ることが出来ましたが、最後の2名には呼ばれませんでした。

上位2名との違いは明確で筋量不足です。さらに言うと筋量だけで言うなら彼よりも下位になった方々の方が勝っていました。
ただ今回がコンテスト初挑戦の彼がここまで健闘したのは、彼自身が厳しい食事管理を行いしっかりと絞りこんだからです。彼の努力を審査員が評価してくれたのはとても嬉しかったですね。

表彰式になり武藤さんは3位なりました。3位以内になると日本大会に出場できる権利があるとても価値のある順位です。

このことを武藤さんにお伝えすると日本大会には出場せずにトレーニングを続けていく。別の大会にも興味がある。とのことでした。

今回私は少しだけ彼のコンテスト初挑戦をお手伝いすることが出来ましたが、私自身もコンテストに初めて挑戦した時の緊張や入賞できた時の喜びを共有することが出来て、とても楽しかったですね。とれもいい刺激を貰えました。

ここまでの長文を読んでいただいた方ありがとうございました。
もしコンテストに興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。私自身も現役で毎年出場しておりますので、きっとご協力できることがあるかと思います(^_-)-☆