チートデーってご存じでしょうか?まったく知らない方も、知ってるよーって方も、チートデーを言い訳に毎日チートデーをしてしまっているそこの貴方も今一度復習して賢くチートデーを活用していきましょう。

チートデーとは・・・
直訳するとcheat= 騙す、欺く + day=日 となり、ダイエット中の制限した摂取カロリーよりも多くのカロリーを摂取することで、落ちてしまった代謝量を再び上げることでダイエットを促進させることを目的に行います。

ダイエットでカロリーを制限していると次第に摂取するカロリーに応じて身体の代謝を下げてしまう機能が備わっているんですよね。
これは食事が満足に食べることが出来なくなってしまった場合、延命するための防衛本能(飢餓状態とか言われてます)なわけですが、好きなものを自由に食べられる現代には無用の産物。。。この機能のおかげ(せい?)で最初は順調に体重が落ちていても、ある日を境に体重の減少が止まってしまった!なんて経験のある方も多いと思いますがこれが原因なんです。

この飢餓状態の身体に多量のカロリーをぶち込むことにより、下がった代謝をびっくりさせて上げさせます。少量のカロリーの運用でまったりしていた身体の中にドカドカ栄養をいれることでエンジン全開で代謝を上げてカロリー運用させる訳ですね。一度上がった代謝はすぐに下がりはしませんので、チートデーを行った次の日以降またカロリーをしっかりと計算した食事量に戻すことでダイエットが捗るという仕組みです。

この元気をなくしてしまった身体に急激に栄養を送り、今後は栄養をしっかり入れますよーぅと騙すような行為をするためチートデーなんて名前がついています。

チートデーを行うタイミング・・・
@体重の減少が停滞してしまったとき
基本的にはこの停滞したときに行えばオッケーです。ただしダイエットを開始してから1か月はチートデーを考えずに頑張りましょう。ダイエット序盤に停滞した場合は食事内容に問題がある場合はほとんどです。

1か月経過後、順調に体重が減ってきていたある日を境に減量がとまってしまうタイミングがあると思います。そこでチートデーを1日設けてみましょう。

Aメンタルが疲れてしまったとき
これはあまり推奨はしませんがダイエットをしているとどうしても脂質の少ない食事、炭水化物の少ない食事になりがちになり、身体だけでなく精神的にも飽きてしまうときが来ます。

ダイエットは無理のない範囲で行い、極論生涯続けられることが望ましいと思っています。それでもジャンクフート大好き、外食大好きな皆さん(私も!)は羽目を外したいと思うはずです。その際には「よし、今日はチートデーにしよう!」と割り切って食事を楽しみましょう。ダイエットでせっかく減った体重が戻ってしまう・・・なんて考えは放り投げてください。一番やってはいけないことは我慢限界に達して爆食、、、そしてダイエットをやめてしまうことです。

補足にはなりますが、人間1日に太ることのできる体重なんてたかが知れてます。せいぜい500gが関の山なのでチートデーとした次の日からまた食事を戻せば問題ありません。

「嘘だ!この前食べ過ぎた翌日2キロ太った!」なんて声が聞こえてきそうですが、それば多くの場合むくみです。身体は塩分濃度を一定に保とうとします。普段より多くの食事量をとったことにより身体は普段より余分に水分をため込んで濃くなった塩分を薄めようとします。試しに2,3日後にもう1度体重計に乗ってみると戻っていると思いますよ。

さて、ここまで読み進めていただいた方は1つの前提に気づくはずです。そう、チートデーはきっちりとカロリー計算をした食事が普段から行われていることが大前提なのです(ドン!)なので食べ過ぎてしまった際にチートデーを言い訳にするのではなく、ダイエットの基本!1日の摂取カロリーを決めることから始めましょう。興味を持った方はTDEE計算式をインターネットで検索するか、当店タカダまで聞いてください。

チートデーでの摂取カロリー量の目安・・・
基礎代謝量の3倍を目安にしてください。例えば基礎代謝1500Kcalの人は、その3倍4500Kcalです。基礎代謝量は年齢、性別、身長、体重から計算しますが、計算式が複雑なうえに便利な計算サイトが多くありますのでここでは割愛します。「基礎代謝量 計算」と検索してみてください。

チートデーで食べるもの・・・
個人的には「なんでも良し!好きなものをガンガン食べよう」ですが、小食気味の方は脂質の多いものを選ぶとカロリーを稼ぎやすいです。

またタンパク質を普段より食べ過ぎると消化不良を起こして体調不良、肌荒れ、便秘の原因にもなりますので注意が必要ですね。
なので普段のダイエットの食事バランスを大きく崩さない程度にするのが無難かなとは思います。

まだ伝えないといけなことは多くありそうですが、私の体力的な限界でここまでにします(汗)

最後まで読んでいただいた貴方に最大限の感謝を。ありがとうございました。